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椿油について椿油の正しい使い方

椿油とはツバキ科ツバキ属のヤブツバキの種子から採取される植物性油脂のことで、化粧品表示名称は「カメリア種子油」です。古くから食用油や化粧品として使われています。自然派志向の方に人気の椿油についてまとめました。

椿油の性質

椿油は不乾性の酸化しづらい油です。オレイン酸という脂肪酸を多く含みます。オリーブオイルにもオレイン酸は含まれていますがそれ以上の含有量です。皮膚刺激が少ない事から保湿系化粧品等に多用されています。ヘアケアではキューティクルをコートして水分の乾燥を防ぎ潤いを保ちツヤ感をアップします。また紫外線防御作用(UV-B)もあると言われています。

椿油 オリーブ油 胡麻油
乾性 不乾性 不乾性 半乾性
酸化 しづらい しづらい しやすい
オレイン酸含有量 80〜90% 70〜80% 30〜40%
乾性油
空気中で完全に固まる油であり、ヨウ素価は130以上。
亜麻仁油・桐油・芥子油・紫蘇油・胡桃油・荏油・紅花油・向日葵油など。

半乾性油
空気中で反応して流動性は低下するが、完全には固まらない。ヨウ素価は130から100程度。
コーン油・綿実油・胡麻油など。

不乾性油
空気中で固まらない。ヨウ素価は100以下。オリーブ油・扁桃油・落花生油・椰子油・椿油・菜種油など。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

自分の髪質にあった使用量を見つけましょう

髪の潤いやツヤ感アップの効果があるからといって付け過ぎは良くありません。水分と油分のバランスが重要です。油分が多くなりすぎるとベタつきますし、汚れが付着しやすくなります。酸化しづらい油とはいえ多量に使うと油ヤケに似た状態になる場合があります。シャンプーが雑だったりすると古い油が残ります。その油が酸化することにより髪がクタッとした状態になり毛髪の引張り強度が低下します。まずは少ない使用量から始め、さらっとした仕上がりを目指しましょう。

また椿油と一口に言ってもメーカーによって使用感は異なります。製法や精製の違いや椿の産地によっても変わります。

目的に応じた使い方

椿油を何の為に使うかが重要です。毛先のパサ付きを抑えたいのか、頭皮の乾燥を改善したいのか等、目的により用法用量が異なりますので、椿油の正しい使い方を参照して下さい。

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